個人出版・AI校正

epub作成アプリ・mobiソフト一覧/電子書籍の作り方

個人出版・AI校正

電子書籍の作り方をまとめていきます。Webやアプリなどのソフト一覧も紹介しますね。

旧サイトから人気記事の移転を進めています。2011年が書いた記事ですが、修正加筆しました。旧サイトはhttps化せずこちらにまとめることに

電子書籍の作り方/自作

キンドルアンリミテッドで電子書籍作成の手順が書かれた本を先日目を通しました。

電子書籍元年の頃はSigilやCalibreが活躍しましたが、現在、日本では漫画や写真集の場合は、kindle comic creator、あと、絵師ならクリスタでやってしまうのも手です。ビジュアルと文章が混じっている場合は、Adobe InDesignをつかっている人もいるようです。
一方、漫画ではなく、一般的な小説や実用書、技術書の場合はでんでんコンバーターもありますが、エンジニアを筆頭にmarkdownの執筆が増えていますね。とくに商品として売りたい場合は、markdownエディタやVsCodeの導入がおすすめです。あとWordみたいなノリで電子出版したいや難しいことはようわからんという人は地味に一太郎を使う人もそれなりにも人気のようです。

ちなみに個人的にプログラミングも絵も両方かくので、両刀使いです。。文字があるものはmarkdownを導入するといい気がします。

有料のソフト2つと無料のVs Codeを使っています。

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電子書籍作成のソフト・アプリ一覧、ePUB作成方法

クリスタ(ePub、Mobi、Mac、Win、iPad以外は有料買取、漫画作成)

漫画制作ソフトの定番CLIP STUDIO PAINTです。漫画家さんはこれ1本ですむため便利でしょう。

クリスタで自動生成した電子書籍に目次を付ける方法
・生成epubの拡張子を.zipに変える
・zipを解凍して出てきたnavigation-documents.xhtmlの中身を書き直す
・「item」「META-INF」フォルダ、「minetype」ファイルをzip
・zipファイルの拡張子を.epubに変える
面倒くさい……#創作同人電子書籍 pic.twitter.com/ujYjJnenvp

— クロ僕屋 (@kurobokuya) June 21, 2019

ただ、クリスタは目次の作成がデメリットのようです。

exじゃないとダメなんですね。ProとEXの違いはこちらの記事です。

Adobe InDesign(ePUB、html、PDF有料サブスクリプション)

大手Adobeの出版ソフトといえばAdobe InDesignです。ePUB、html、PDFのエクスポートに対応しています。MacとWindowsどちらでも大丈夫です。

安く入手する方法はこちらです。

InDesignは1ヵ月だけお試し導入もできます。

一太郎(ePUB、PDf、html、Windows、買い切り)

一太郎はWindowsのみです。わりと評判がよいソフトを作っているジャストシステムさんが作っています。

ジャストシステム
¥11,286 (2022/09/05 03:27時点 | Amazon調べ)

マークダウンエディタtypora(PDF、ePUB、Html、Mac、Windows、有料買い切り)

マークダウンエディタは本当にたくさんでています。ePUBに変換できるものも少なくありませんが、内部的にはpandocを使っているものが多いです。

typoraはMac、Winの両対応です。最近有料化されてしまいましたが、まだ買い切りでだいぶ安いです。ほかにも無料のmarkdownエディタもまとめて紹介しました。

Vs Codeの拡張(ePUB、PDF、html、Mac、Windows、無料)

プログラマといえばVs Code。でも、エンジニア以外の人でも無料で使うならこれが一押しですかね。

markdown preview enhancedはpandocをインストールすると、ePUBの書き出しができます。ターミナル操作ができる人はおすすめです。

エンジニア向けの技術同人誌のつくり方はこちらにまとめ記事です。

でんでんコンバーター(epub、web、無料)

テキスト → epub → mobiの流れのようです。

Wordなんかより、テキストファイルはお手軽なのでいいですね。ソースコード的にも扱いやすいです。

小説、エッセイ、技術書などは推奨されていますが、マンガや絵本、レイアウトの複雑な雑誌などは苦手と公式サイトに書かれていました。

FAQによるとmobiの変換はKindleプレビューツールのようです。

Amazonのサイトから Kindleプレビューツール を入手してインストールしてください。
このツールを起動した画面に、EPUBファイルをドラッグ&ドロップすると、Kindleで読書可能なファイル(.mobi)に変換されます。

kindle comic creator(mobi、Mac、Win、無料)

KDP ツールとリソース

kindle comic creatorはアマゾンが開発です。その名のとおりコミックが得意です。Mac版とWin版があります。

漫画制作ソフトのクリスタもありますが、目次の作成に多少難があるようです。そのため。このソフトが使われるのですね。アマゾン開発なので公式の安心感もあるかもしれません。

BOOK☆WALKER 電子コミック作成ツール(Web)

電子書籍販売サイトでもある、BOOK☆WALKERさんも個人出版をやっていますね。epubに変換するツールです。

Sorry | 同人誌・個人出版サービスならBOOK☆WALKER「著者センター」

使い方はこちらです。

ホーム

LeME

テキスト、Wordなどに対応。PDFは画像変換。音声、動画も対応しているようです。無料の場合は最後にロゴが追加されるようですが、boothでライセンスを購入すると削除できます。

LeME – Let's make ebooks!

OMUSUBI EPUBMAKER(MAC)

フィックス型EPUB3作成アプリを作ってみた

フィックス型EPUB3作成アプリです。個人ブログの雰囲気でしたが、ダウンロード先が三陽社メディア開発室になっていますね。画像処理ライブラリに詳しい方はご存知だと思いますがimagemagickを利用している点が注目ですね。MACです。

かんたんEPUB3作成easy_epub(スクリプト)

スクリプトもありました。

かんたんEPUB3作成easy_epub :: ひまつぶし雑記帖

伝書バド(代行)

漫画家の佐藤秀峰さんがやっている伝書バトはjpeg納品のようです。おそらく作ってくれるのですね。

MCComic Maker(有料サブスクリプション)

フォント会社のモリサワフォントがePubに変換する、MCComic Makerをだしていましたが、年間ライセンス12万円しました。。

Sigil(編集フリーソフト)

Word、Open Office、PagesからePUBに変換したのち、スタイルシートの調整など編集に使用します。今は調整用に使っている人が多そうです。昔使っていましたが、いろいろと小回りはきくはずです。

Calibre(フリーソフト)

インポート:CBZ、CBR、 CBC、 CHM、EPUB、FB2、HTML、LIT、LRF、MOBI、ODT、PDF、PRC、PDB、、PML、RB、RTF、TCR、TXT
エクスポート:EPUB、FB2、OEB、LIT、LRF、MOBI、PDB、PML、RB、PDF、TCR、TXT

Calibreを使えば、Wordファイルから、キンドル(Amazon)、ibooks(iPhone、iPad)、Google、ソニー、Androidなど、すべての端末で見れる電子書籍が作れるでしょう。ePUBを作成する場合、Wordは直接コンバートできないので、oftやrtfに変換しePUBを作成します。ただし、コンバートされたデータを確認すると、ソースコード的にやや難あり(^^;

海外のフォーラムを見ると、使っている人と使っていない人がいるみたいです。現状、僕は使っていませんが、別ファイルに変換する場合、使うかもしれませんね。

Stanza(フリーソフト)

Wordのdocファイルを読み込めるのが特徴です。あとは対応フォーマット的にCalibreとさほど変わらないのですが、Calibreの方が多少対応フォーマットが多く、勝っている感じですかね。Stanzaのコンバートされたデータを確認すると、これもソースコード的にやや難あり(^^;iPhone用のリーダーとしても有名ですね。

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PDFの電子書籍の作り方

やっぱりocrで検索できる方が使い勝手がよいですよね。詳しくはこちらの記事をみてください。

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電子書籍の作り方の本・書籍

この著者の本は何冊も電子書籍の作り方の本を出版されていて評判がよいようですけど、合併版がでています。

コマごとに移動させる漫画の解説もありました。

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個人的な電子書籍の作成ソフトの選び方

個人的にはもう吐き出されるソースコードが綺麗か否かがすべてですね。いかに加工しやすいデータを吐き出してくれるかが今後の焦点かもしれません。正規表現などで一括調整しやすいからです。テキストデータの方が扱いやすいと思っています。

あと、目次などの機能が気になりますね。

結局、どれ使っているの?

個人的には、Typoraというマークダウンエディタを少し導入したのですけど、やっぱ、VsCodeの方がよいという結論になり、現在はpandocです。textlintで校正もかなり自動化できます。

あと、クリスタを使っています。ePUBの書き出し機能があり、表紙を作成したり漫画を描いたりするのに便利です。大変コスパがよいグラフィックソフトです。

でも、クリスタは唯一文字組(カーニング)が弱いため、最後の文字入れだけAdobe Photoshopを使っています。やっぱフォトショは手放せませんね。

ご参考になれば幸いです。

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