個人出版のモデルを考えるさいに、電子書籍の価格設定について、いろいろなサイトを閲覧しながら考えた時期がありました。いくつか具体例を交えて紹介していきましょう。
- ホリエモンのメルマガモデルから電子書籍の価格を考える
- 電子書籍のアプリ化のモデルについて考えてみる
- 紙の書籍と電子書籍の比較
ホリエモンのメルマガモデルから電子書籍の価格を考える
新書の編集者は「堀江さん、この本の中には役に立つことが3つ入っていればいいんです。3ついいことを覚えたなと思えば、読者は満足するんです。」と言っています。僕のメルマガはまさにそれで、3つもいらない。1つでいい。1つか2つ、1回のメルマガの中に必ず役に立つ良い情報が入っています。
月額840円。なるほど。堀江さんらしい考え方だなと思いましたが、これは参考になりました。僕ならまとめ書籍みたいな感じにして5つは盛り込みたいと思いましたけど(^^)、でもね、どのぐらい役立つかは読み手のキャパに大きく左右されますよね。同じ分野の書籍であれば、2冊目からは得る情報量が減りますし、キャパが高い人はすでにいろいろな物事を知っているから大して得ることない。それでも、そのような人に限って情報を求めて、本を購入するのですけど。自分を成長させることに貪欲なんですねー。
ちなみに、堀江貴文さんは電子書籍はメルマガがよいと言っていますが、僕がメルマガにしない理由は画像が使えないからですね。ただ、ホリエモンの言っていることはわかりますね。テキストが大事。そして、アプリなんて、今のモデルではたぶん儲からないですから。Androbookみたいなのは大歓迎ですが、それを除けば初期投資が高すぎるから個人出版に向かないという簡単な理由です。
電子書籍のアプリ化のモデルについて考えてみる
たとえば、数十万かかるiPhoneアプリ(+登録料1万円)の初期投資が必要だとします。モバイルなので高額な電子書籍は売りにくいですから、電子書籍が1冊200円ぐらいとします。いったい何冊売れれば、元が取れるか考えてみましょう。わりとハードルがあり、そのようなビジネスはかなり破綻してる気がしますね。(^^;;逆に、このモデルでうまくいっている事例があるのなら知りたいですね。
それにePUBならば少し勉強すれば無料で作れます。このように考えていくと、電子書籍アプリは、Androbookに近いモデルではないと厳しいと思いますね。APKデータが作れるソフトウェアや開発環境、数千円なら払う人がいるのではないでしょうか。もちろん利益は取ってくれればいいのですが、数十万円はないですし、もっといえばページあたりいくらというモデルも厳しいんじゃないかと思いますね。ePUBで作ります。以上終わりになってしまいますよ。(^^;
紙の書籍と電子書籍の比較
紙の書籍と比較した場合、どのぐらい価格差に設定するのか。
電子書籍は安いというイメージもありますが、どうしたらいいのでしょうか。
僕は紙と電子書籍が同じ価格ならば、間違えなく電子書籍を買うと思います。なぜなら検索できるから。特に実用書、ビジネス書、専門書は検索出来た方が100%はやいから。しかも、一瞬で配達されますし重たくない。この手の本ははやく情報として頭の中に詰め込んだ方がよいです。あと、余談ですが、電子書籍は文庫本もなくなりますね。
電子書籍「セルフパブリッシュ」
電子書籍を個人販売するには、どのような価格設定すればいいのか、ビジネス書、小説、画集に至るまで、ジャンルごとに詳しい記事を書きおろしています。このブログの記事より、さらにどのような価格設定がよいのか、具体的にしていますね。(^^)
電子書籍を販売したい方はこちらの記事がおすすめです。当サイトの人気記事です。
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