WordPressからEPUB作成するプラグイン まとめ
世界中で電子書籍を生成するePUBプラグインが作成されています。^^
- Anthologize(アメリカ東海岸)
- wp2epub(フランス。でも英語)
- WP-Ebook-Export(オーストラリア)
- Download ePub(日本)
ePUB生成プラグインは、個人出版の案内(Selfpublishing Guide)をしているこちらのサイトが参考になります。
Vom Blog zum Buch mit Anthologize & Co.
ドイツ語ですが(^^;、、表が参考になります。こちらのサイトで詳しく解説してくれているので、eBook Brainは一番期待値が高かったAnthologizeの現状だけ載せておきます。一応、全部試してみましたが、Anthologizeが一般人の方は一番使いやすいと思います。
Anthologizeを試してみました。しかし…
WordPressの記事を並べ、PDFやePUBファイルを生成できるプラグインです。PDFは文字化け問題さえ解消できればかなりいい感じ。ePUBは出力成功。α版です。しかし、これ…
- スタイルシートが外部にでない
- 吐き出されるソースコードがちょっと微妙(少なくとも自分の思惑とかなりずれている。。)
- George Mason Universityの生徒が作っているせいか、1年近く待ってもalpaha版からあがらない。。学生のノリって奴ですかね。いや学生にもよるんでしょうけど…。
ダメぽい、これ( ̄∇ ̄;;)
ということで、プラグインanthologizeは将来に期待することにして、別の手を探すことにしました。
発想転換 MT形式からePUBファイルを生成する
発想転換^^
それはすごくありがちだけど、MT形式からePUBを作成する。^^
WordPress⇒MT形式⇒どっかにインポート⇒ePUB
アメブロ⇒MT形式⇒どっかにインポート⇒ePUB
というプランを考えました。面倒そうだけど、2回目からは数分でePUBファイル生成まで持っていけます。この方法でアメブロを含むあらゆるブログからePUBファイルが生成できます。^^
しかし、ここでまたちょっとした問題に直面。WordpressやアメブロからMTにする方法って、あまりないのです。アメブロもWordpressもMTのエクスポート機能ぐらい対応してもらいところです。いや、サイバーエージェントはユーザーを囲いたいのかもですけどね(^^;。今はそういう時代でもないでしょう。
でも、あるんですね。ちゃんと調べると。Wordpressはwxrtomtを使います。アメブロは次の記事を参考に。
アメブロからエクスポートしてMT形式する3つの方法(バックアップ・ブログ引っ越し)
どこにインポートするかですが、Movable Type
Movable Typeでよいプラグインを見つけたのです。
MTePub(日本製)
Movable TypeからePUBファイルを生成することができます。生成されるソースもなかなかグット。CSSも外部にでています。最後は結局日本製の、このMTePub<というプラグインに辿り着きました^^。手順と所要時間は次のとおりです。
- MTをクリックインストール by さくらインターネット(初回だけ) 5分
- MTにプラグインMTePubをアップロード(初回だけ) 5分
- エクスポートしたブログファイルをMT形式にコンバート 数分
- MTにインポート 数分
- ePUB生成ボタンをポチっと 1分(注・FireFoxのアドオン、ePUB Readerを入れている人は無効にすること)
- sigilで編集
Sigilの編集が一番時間がかかりますね。CSSや画像の調整します。2回目からCSSはコピペー。このプラグインはePUBを生成したとき、画像のパスがネットの画像のままなので、画像をインポートし直して、sigilの置換を使って書き変えます。このあたりは要望としてローカルの相対パスになればいいのですけど。anthologizeはちゃんとローカルパスになるんですけどね。まあ、一長一短ありますね。
この手順で、わりとちゃんとしたePUBファイルが、30分あれば、出来あがります(初回はもう少し時間がかかるかも。)なんだ、わりかし簡単にできるじゃん。結局、個人的にこれが一番いいじゃんという結論になりました。^^
また、別の方法としてMT形式に出力したのち、電子書籍の個人出版サービス、パブーやfokrNを経由する方法もあります。現在、パブーもfokrNもMT形式のインポートに対応しているようです。パブーはMT形式からインポートしてePUBファイルを生成した場合、画像はちゃんとePUB内に組み込まれます。素晴らしい。さらに
forkNのヘルプにこのような記載もあります。柔軟で嬉しい( ̄∇ ̄)
「forkN」で作成した書籍はEPUB及びPDFファイルとしてダウンロードすることが出来ますので、forkN以外のマーケットで販売することも可能となっています。
なせばなるということで一件落着なのですが、元々Wordpressのみで完結すると思っていました。Wordpressのプラグインは、国内外問わず調べたのですが、実用的なものがなかなかないのですよね。Wordpressユーザーとしては、やはりWordpressからePUBを生成したいですね。誰か素人にも使いやすい実用レベルのプラグインを作成してくれるといいのですが…。WPtouchみたいに有料でも買いますよ、たぶん。WordpressはモバイルだったらWPtouch、連絡ならコンタクトフォームとか、定番のアプリがありますが、ePUBは定番と呼べるまでレベルが高いプラグインはまだないような気がします。
しばらくこの方法で行きますが、もっとよい方法があえば知りたい感じですね。^^
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