個人出版

電子書籍の印税率はどのような形が望ましいのか

個人出版

電子書籍の印税率は様々ですが、どのような形が望ましいのかを軽く考えてみました。個人出版する際に作家さんが販売サイトを選ぶにあたりヒントになれば幸いです。

次の記事を見るとわかるように、印税率は幅があり、正直混沌としています。

個人で電子書籍を出版するために販売サイトを比較

決済手数料について。PayPal、Google Checkout、Amazon Paymentを見ればわかるように10%未満が妥当だと思います。他にもYahooオークションの手数料を考えればわかるでしょう。これがITビジネスの相場観です。もしもそれ以外の価値を提供していない販売サイトは、そこらへんが落とし所になるのではないでしょうか。それ以上取っていたら、相場的にかなりぼったくりかもしれません(^^;

参考:PayPal、Google Checkout、Amazon Paymentsについて調べたこと

それ以外の電子書籍の価値とは何か?

  • 集客(販売サイトの集客、アフィリエイト、広告)
  • 編集・校正ヘルプ
  • デザインヘルプ
  • テクニカル(PDF化、ePUB化、アプリ化)
  • DRM
  • その他

これらに作家が、どのように価値を感じ、いくら払っていいのか、というモデルになるのではないでしょうか。この中で最も大事なのが、やはり集客・売ってくれる人ではないでしょうか。たとえば、Amazonはものすごく集客してくれて、売ってくれる人なのです。印税率が少なくても販売する人は減らないでしょう。逆に自らが集客してアクセスを流さないといけないような販売サイトは売ってくれない人です。

テクニカルな相場で、個人的に1つ違和感をあげるとしたら、PDF化はリーズナブルですが、アプリ化は高額ということです。絵本がアニメーションするなど、よほど特別な本なら別ですが、アプリがただの本の場合、作家はアプリ化のどこに価値を見出すのでしょうか。Androbookなど、無料でアプリ化できるものもありますから、例外はありますが…( ̄∇ ̄)

まあ、ユーザー願望としては、ただの本なら(ePUBでできることなら)ePUBに統一しましょうよということと、もっと面白い電子書籍アプリ作ってほしいなっていうことですかね。アニメーション化は特に期待しています。(^^)

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